3/12(土)
”アコ弾き娘の雛祭り”
※終了しました。ご来場ありがとうございました!

素敵なアコ弾き娘おふたりをお迎えして
お雛祭りの宴です。

まずは「鞴家(ふいごっち)」

懐かしくこころ震わすメロディー。
藤沢さんのうたもあり。
イーリアンパイプスの音がやさしく響きます。

鞴家の守備範囲(?)は
北欧や南ヨーロッパまで広がっていました。どこまでいくのか。

なんだかどんどん円熟味を増していく鞴家なのです。

さて休憩をはさみ、仮屋崎さんとやーそさんのデュオ。
なんと初お披露目なのです。バンド名もまだないのです。

なんともやさしく心にしみとおる様な仮屋崎さんの声。
ゆるゆると時には激しく流れるようなやーそさんの7弦ギター。
なつかしい曲。誰でも一度は聴いたことのあるような曲。
年齢問わず聴いてもらえるバンドです。
ぜひこれからもずっと、お二人での活動を続けてほしい。
そう思ったのでした。

仮屋崎さんは、もし阪神淡路の震災が無ければ
アコーディオンを始めていなかったかもしれない、とのこと。
演奏にうたに「祈り」を感じたのは私だけではないでしょう。


アンコールはまったくのぶっつけ本番で、4人で合奏。
これがライブの楽しさ!しかしお見事です。


混乱と不安と悲しみのなか、正直ライブ開催を迷いましたが
まったく被害のない地にいる私たちこそ
元気を出して、笑顔をもって
いつも通り日々を過ごすことが大事。
そうすることでできることすべきことが見えてくる。

そう思い、開催してよかったと思います。
この日のライブは特別な記憶に残りそうです。

ご来場いただいたみなさま
すてきな演奏を聴かせてくれた出演者のみなさま
ありがとうございました。

ふいごっち。アイリッシュやクレズマーやミュゼットなどのヨーロッパの大衆音楽を奏でます。
ちんどん通信社の“ぴんきー”こと仮屋崎郁子。ブラジルのギターにのせて
懐かしい昭和初期の流行歌を唄います。



2011年 3月12日(土)
開場17:00/開演18:00
2000円+ドリンク代

出演:
鞴家(ふいごっち)
   藤沢祥衣:アコーディオン
   金子鉄心:イーリアンパイプス、ティンウィッスル、ソプラノサックスなど

仮屋崎郁子& 山田やーそ裕
   仮屋崎郁子:唄、アコーディオン
   山田やーそ裕:ブラジリアン7弦ギター


藤沢祥衣
'96年より鍵盤アコーディオンを始める。
日本を含むワールドミュージックに興味を持ち「フレイレフジャンボリー」「鞴座」など、
東欧ジプシー音楽やミュゼット、アイリッシュなど、ヨーロッパのテイストを取り入れたバンドで活動中。


金子鉄心
'86年、ロックバンド「おかげ様ブラザース」のサックス奏者としてメジャーデビュー。
その後、ケルト音楽などの影響を受け、'98年、ギタリストの押尾コータロー氏等と共に、
アイリッシュ&ミュゼットバンド「オーサカ・エグザイル」を結成する。
また、サックス以外にも、イーリアン・パイプス(アイルランド式バグパイプ)やティン・ホイッスル、ケーナ、尺八などの管楽器を用いて、
様々なジャンルのアーティストのコンサートのサポートやレコーディング、舞台の音源制作などを手掛ける。
現在、ヨーロッパの大衆音楽を演奏するグループ「鞴座(ふいござ)」を主宰、アルバムを3枚発表している。


◆仮屋崎郁子
ちんどん通信社」所属。10年前?からアコーディオンを始め、
ステージで、お祭りで、路上で・・・いろんなところで弾き、唄っています。


山田やーそ裕
低音に1弦多いブラジリアン七弦ガットギターを駆使したブラジリアン・スタイルのギタリストとして、
様々なアーティストとのコラボレーションを展開し日本中を駆け巡っている。
CD制作やTV挿入曲から音源制作などスタジオワークは年間100曲を越し、
エレキギターでロックユニットにも参加するなど演奏活動は多岐にわたる。



アコーディオンといえば、その輝く姿も美しく
音色はかろやかで時には異国の街角でダンスの輪の中心に、
時には驚異的な速弾きにも応え
時には哀愁を奏で、時にはやさしくうたに寄り添う。
しかし。
そのとんでもなく複雑そうで難しそうな演奏と
いかにもな重量感、重厚感により
おなじみだけれど簡単には手を出せそうもない。
そんな楽器を自在に操る、「アコ弾き娘」お二人を迎え
個性的で頼もしく強力でこころやさしき男性陣との
デュオ二組による
春は弥生の桃の花、お雛祭りの宴、開催です!

ヨーロッパへ。ブラジルへ。
そして昭和の日本へ、ゆるりゆるりと早春の旅をいたしましょう。